世田谷区内の民泊施設をランダムに約8か所、実際に現地を訪れ、周辺環境などを確認してきました。

また、民泊施設周辺にお住まいの方々の「生の声」を伺うため、アンケートへのご協力をお願いするチラシを約1,200枚投函。
寄せられた貴重なご意見は、住民の皆様の声として、区のパブリックコメントにも届けさせていただきました。

■ 現地調査で見えてきたこと

まず目についたのが、これから民泊事業を始めるとみられる新築マンションです。

現地を歩く中で私が疑問に感じたのは、こうした施設について、区は届出状況をどこまで把握し、適正な運営が行われていることをどのように確認しているのか、という点です。

もちろん、届出をしていない施設があると確認したわけではありません。
だからこそ、実態を行政がきちんと把握・確認できる仕組みが必要だと感じました。

また、多くの部屋が民泊として提供されている中古の大型マンション周辺では、近隣住民の方々から直接お話を伺いました。
「不安しかない」
「普段から、よく分からない人たちが頻繁に出入りしているのを見かける」

こうした声もありました。

民泊を利用する方々が問題を起こしていると一括りにするつもりはありません。
しかし、住宅地で暮らす住民にとって、入れ替わりで不特定多数の人が出入りすること自体が不安につながっている――これは現地で直接お話を伺って感じたことです。

■ アンケートから寄せられた声

「観光振興や事業者への配慮より、区民が安心して静かに暮らせる環境を優先してほしい」

「騒音、ごみ、路上喫煙など、現在起きている問題を十分検証する前に、なぜ営業できる日数を増やすのか」

「本当にルールが守られているのか。誰が確認し、問題があれば誰が指導し、その後の改善をどう確認するのか見えない」

「普通のアパートやマンションでの民泊は禁止してほしい。騒音で眠れず、たばこの臭いにも悩まされている」

私は、民泊規制の緩和には反対です。

緩和を進める前に、
「届出内容と実態をどう確認するのか」
「誰が現場を監督するのか」
「違反や苦情にどう対応するのか」
「改善されたことを誰が確認するのか」

まず、この管理・監督体制を明確にする必要があります。

実際に地域で暮らしている方だからこそ分かる、不安や困りごとがあります。

アンケートにご協力いただき、率直なご意見をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございました。

制度の議論だけでは見えてこないものがあります
だからこそ、私は現場に足を運び、そこに暮らす方々の声を聞き、その声を区政へ届けていきます。