「子どものための制度」になっているでしょうか
今日は、松居和先生による『ママがいい!』の講演会に伺いました。
女性の社会進出や待機児童対策が進められる一方、長時間保育が当たり前となり、保育士不足や教員不足も深刻化しています。その歪みの影響を最も受けるのは、声を上げることのできない子どもたちです。
特に0~2歳は、まだ自分の気持ちを十分に言葉で伝えられません。誰よりも大好きで、心から信頼するお母さんと一緒にいたいと思うのは、ごく自然なことではないでしょうか。
働きたい女性が働ける環境は大切です。同時に、幼いわが子を家庭で育てたいという選択も、社会全体で支える必要があります。
世田谷区には一時預かりや相談窓口などはありますが、在宅育児という選択を支える直接的・継続的な経済支援は、ほとんどありません。
保育園を利用する家庭にも、在宅で育てる家庭にも、公平に支援を届ける。どちらを選んでも尊重される世田谷区にしていきたいと思います。
制度の中心に置くべきなのは、大人の都合や経済競争ではなく、最も弱い立場にいる子どもたちです。
子どもたちの「ママがいい」という声なき声を、社会全体で受け止めなければならないと、改めて感じた講演会でした。
